先日、九州香港協会主催の「春節セミナー」に参加致しました。
セミナーの内容は「中国本土と連携して発展する香港と今後の日中関係について」でありました。
中国国内の経済状況を中国人民大学 中国民営企業研究センター 所長 黄泰岩教授 より説明があり、東アジアの経済連携のなかで香港が果たす役割について講演されました。
ちょうど先週香港の報告をブログに書きましたがタイムリーな時期に中国の経済状況を学ぶ機会を頂き、これも必然的な展開と考えております。
中国は皆様もご存じの通り政治的には共産党支配下にあります。
政治的な判断により短期に思い切った政策が行われます。
いま中国国内は各業界において中小企業が乱立し同一業界内の悪性競争が蔓延し企業倒産が相次いでいます。
2008年度上期だけで6万7千社が倒産しています。中国国家統計局によると24業界のうち21業界において生産キャパ過剰となっており、政府が生産キャパ過剰業界へ介入し調整を行っているそうです。生産キャパ過剰な市場を調整するためにいわゆる「見えざる手」を使い業界の再編を政府主導で行っております。
要するに景気を維持するために中国共産党が直接的に経済を操っているということであります。
中国への直接的な企業進出は大きなリスクを負っているのも事実であります。
だからこそ、リスクヘッジのために香港経由で中国国内へ進出もしくは流通させることが求められるのではないでしょうか。
香港はウォールストリートジャーナルが毎年発表している経済自由度ランキングレポートで13年間トップの座を守り続けています。
「世界で最も自由な経済体」として、貿易の自由度、投資の自由度、金融の自由度、財産権保護の4部門で世界のトップの得点をマークしています。
また、タックス・ヘイブンも魅力的で香港ドルもレートが安定しています。(リーマンショク時は暴落しましたが・・・)
東アジア経済連携における香港の役割は非常に大きいものがあると考えます。
中国国内向け輸出ルートを香港商社経由で開拓したいと思ってます。
マッチングに関しても九州日本香港協会が行ってくれますので協会を通せばリスクヘッジも出来ますしね!
市場をどこに求めるのか?
国際的に通用する価値(商品・サービス・金融)を持っているか?
相手国の商習慣と文化・歴史、国民性を理解しているか?
良い例としては「ファンケル」の中国進出例ではないでしょうか。